夏のスキンケアのポイントは?
夏特有の肌トラブルにおすすめの対策
夏のスキンケアのポイントは?夏特有の肌トラブルにおすすめの対策

公開日:2026年4月22日 更新日:2026年4月22日
夏のスキンケアのポイントは?夏特有の肌トラブルにおすすめの対策

夏の強い日差しや汗、冷房による乾燥などは、肌に負担をかけます。「ベタつくのに乾燥している気がする」「毛穴が目立つ」「日焼けで肌が荒れる」など、夏ならではの肌悩みに戸惑っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、こうした夏の肌悩みの状態と原因を紹介します。その上で、夏のスキンケアのポイントと、朝晩のスキンケアをどのようなルーティンで行えばいいかを見ていきましょう。

夏の肌悩みとは

夏は、紫外線量の増加や気温上昇、室内外の温度差など、肌を取り巻く環境が大きく変化することで、季節特有の肌悩みが目立ちやすくなります。ここでは、代表的な4つの肌悩みを取り上げます。

日焼け

夏は一年の中でも紫外線量が増える季節です。紫外線とは太陽光に含まれる目に見えない光のことで、真皮まで届くUV-Aや、表皮にダメージを与えるUV-B、オゾン層に遮られて地表に届かないUV-Cといった種類があります。

紫外線を浴びると、肌の中ではメラニンという色素が生成され、日焼けやシミの原因になります。さらに、紫外線によるダメージは肌の乾燥を招き、肌の内側で弾力を支えるコラーゲンなどの成分にも影響を与えかねません。その結果、肌のハリ低下やしわのリスクも高まります。

紫外線による肌の弾力低下については、こちらの記事をご覧ください。 肌のハリが不足する原因は?ハリのメカニズムと維持のポイントを紹介

ベタつき

夏になると、顔のテカリやベタつきを感じる方も多いでしょう。気温が上がることで汗や皮脂の分泌が増えると、メイク崩れが早くなったり、ファンデーションがヨレやすくなったりしがちです。

また、皮脂量が増えると毛穴の中に皮脂がたまり、ニキビの原因になることもあります。ベタつきが気になるからといって、何度も洗顔をして必要な潤いまで落としてしまうと、かえって皮脂分泌が増える悪循環に陥ることもあるため注意が必要です。

毛穴の開き

毛穴の開きも、夏の代表的な肌悩みのひとつでしょう。毛穴が開いたように見える主な原因は、過剰に分泌された皮脂や古い角質が毛穴にたまることです。さらに、その皮脂や角質が酸化すると、毛穴の黒ずみにつながることもあります。

また、夏は「毛穴落ち」と呼ばれるメイクトラブルも起こりやすくなります。毛穴落ちとは、皮脂や汗で崩れたファンデーションが開いた毛穴に入り込み、毛穴部分だけ色が濃く見える現象です。
さらに、紫外線ダメージや乾燥によって肌のハリが失われると、毛穴の周りの皮膚がたるみ、さらに毛穴が広がったように見えることもあります。

冷房による乾燥

夏には長時間冷房の効いた環境にいることが多くなります。冷房は室内の湿度を下げるため、肌の水分が奪われやすくなり、乾燥につながるのです。
また、肌の表面は皮脂でテカっていても、実は肌の内側が乾燥しているインナードライという状態になっているかもしれません。インナードライは、肌の内側の水分不足を補おうとして皮脂分泌が過剰になることで起こります。肌の表面はベタついているため、肌の水分が足りていると勘違いして補給を怠ると、さらにインナードライが進んでしまいます。

夏のスキンケアの3つのポイント

夏の肌をすこやかに保つためには、夏ならではのスキンケアが必要です。ここでは、夏のスキンケアにおける3つのポイントを見ていきましょう。

日焼け対策を最優先にする

夏のスキンケアで最優先に考えたいのは日焼け対策です。日焼け止めは汗や皮脂、摩擦などで落ちやすいため、朝1回塗って終わりではなく2~3時間おきに塗り直してください。特に屋外で過ごす時間が長いときや、レジャーを楽しむ日は、こまめな塗り直しが大切です。

日焼け止めのパッケージには、「SPF」と「PA」という数値や記号が表示されています。
SPFはUV-Bによる日焼けを遅らせる度合いを示す数値で、最大値は「SPF50+」です。PAはUV-Aによるダメージを防ぐ強さの指標で、「+」~「++++」の数で示されます。 これらの数値が高ければよいというものではなく、使うシーンに合わせて選ぶことが大切です。日常生活では、SPF30・PA++程度を目安にするとよいでしょう。屋外でのレジャーや長時間の外出がある日は、SPF50・PA++++など、より高い紫外線防御効果をもつタイプを選ぶと安心です。
さらに、帽子や日傘、日陰の利用など、物理的な紫外線対策も組み合わせると、肌への負担をより軽減しやすくなります。

また、室内で過ごす日でも、窓から差し込む紫外線や外出時の短時間の露出で日焼けすることがあります。室内だからといって油断せず、日焼け止めを塗る習慣を続けることが大切です。

UV-AとUV-Bの特徴については、こちらの記事をご覧ください。
5月の肌荒れはなぜ起こる?春から夏に向けたスキンケアの見直し

「落とす」と「潤う」のバランスを保つ

夏のスキンケアでは、洗顔で「落とす」ことと、保湿で「潤う」ことのバランスを保つ必要があります。

夏はベタつきやテカリが気になることから、頻繁に洗顔したり、洗浄力の強い洗顔料を使いたくなったりするかもしれません。しかし、必要以上に皮脂を落としすぎると、それを補おうとしてかえって皮脂分泌が増え、さらにベタつくという悪循環を招くことがあります。
洗顔するときは、低刺激の洗顔料をよく泡立て、32~34℃程度のぬるま湯でやさしく洗うことを心掛けましょう。ゴシゴシこすらず、泡で包み込むようにして洗い、すすぎ残しのないようにします。一日に何度も洗顔するのではなく、朝晩の基本的な洗顔を丁寧に行ってください。

一方で、ベタつきを嫌って化粧水だけで済ませ、乳液やクリームをまったく使わないでいると水分が逃げてしまい、インナードライを招きやすくなります。
洗顔後はできるだけ早く化粧水で水分を補給し、乳液やクリームなどで油分の蓋をして、水分の蒸発を防いでください。クリームでは重すぎると感じる場合は、ジェルタイプもおすすめです。

毛穴の開きが気になる方は、汚れをきちんと落としたあとに、収れん化粧水をコットンに含ませてパッティングし、毛穴周りの肌をひきしめる方法もあります。化粧水を冷蔵庫で冷やしておくと、ひんやりとした使用感で毛穴がひきしまったように感じられるでしょう。

冷房による乾燥にも対策する

冷房が効いた室内では湿度が低下し、肌の水分が奪われやすくなるため対策が必須です。
特にオフィスや店舗などでは自分で温度や湿度を調整しにくく、気づかないうちに乾燥が進んでいることがあります。こまめにミストタイプの化粧水を使って潤いを補ったり、乳液やクリームを薄く重ねたりして保湿を意識しましょう。エアコンの風が当たりやすい席では、デスクに小さな加湿器を置く、風向きを調整するなどの工夫も有効です。

低分子ヒアルロン酸を高配合した微粒子ミストで潤う「キユートピア モイスチャーミスト」はこちら!

夏におすすめのスキンケアルーティン

ここでは、夏におすすめの朝晩のスキンケアルーティンを紹介します。ライフスタイルに合わせて、取り入れられる部分から試してみてください。

朝のルーティン:時短でもきちんと保湿とUVケア

忙しい朝は、手早く効果的な保湿とUVケアを行いましょう。
まずは、32~34℃程度のぬるま湯と低刺激の洗顔料を使い、前の晩の皮脂や汗をやさしく洗い流します。ゴシゴシこするのではなく、泡で包み込むようにして洗うことを意識してください。
洗顔後はすぐに化粧水で水分を補給し、軽めの乳液やクリームで油分の蓋をします。時間がない方は、1つで化粧水・乳液・クリームなどの機能を持つオールインワンタイプのジェルを使うのもおすすめです。

スキンケアの最後には、日焼け止めを顔全体と首筋までムラなく塗り広げましょう。日中は2~3時間おきを目安に塗り直すと、紫外線対策の効果を保ちやすくなります。朝はSPF・PA機能がある化粧下地を選び、日中はメイクの上からでも使えるスプレータイプを使うと、時短で効果的なUVケアが叶います。

独自開発の高機能ヒアルロン酸を5種類配合したオールインワン美容ジェル「キユートピア ヒアロワン」はこちら!

夜のルーティン:日中の汚れをその日のうちにリセット

夜のスキンケアでは、日中に受けたダメージをその日のうちにリセットし、寝ているあいだに肌が整いやすい状態を作ることが大切です。メイクや日焼け止めを使用した日は、まずクレンジング料でこれらを丁寧に落とします。その後、洗顔料でダブル洗顔し、汗や皮脂をすっきりと洗い流しましょう。ただし、こすりすぎは禁物です。

洗顔後は、たっぷりの化粧水で肌に水分を与えてから、美容液やクリームを重ね、水分が逃げないようにします。
美容液やクリームを使う前のスペシャルケアとして、シートマスクを使うのも一案です。冷蔵庫で軽く冷やしてから使うと、ひんやりとした感触で夏のほてった肌を心地よくケアできます。

高分子ヒアルロン酸の原液100%(化粧品原料として)配合美容液「キユートピア ピュアヒアロ」はこちら!

夏のお悩みに合わせたスキンケアで、すこやかな肌を目指そう

夏の肌は、強い紫外線による日焼けやシミ、汗や皮脂によるベタつきや毛穴の開き、冷房による乾燥など、季節特有のお悩みに注意する必要があります。

これらに対応するためのスキンケアは、「日焼け対策」「洗顔(落とす)と保湿(潤う)のバランスを保つ」「冷房による乾燥対策」の3つがポイントです。
朝は手早くきちんと保湿とUVケアを行い、夜はクレンジング料と洗顔で日中の汚れをリセットし、水分と油分のバランスを意識した保湿を習慣にするとよいでしょう。
今日からできる範囲でスキンケアを見直し、夏もすこやかな肌を目指してみてはいかがでしょうか。

よくある質問(FAQ)

夏に肌トラブルが増える理由は?

夏に肌トラブルが増える理由は、紫外線量の増加、気温上昇、冷房による乾燥などです。紫外線によって日焼けやシミが起こりやすくなるほか、気温が上昇すると汗や皮脂の分泌が増え、ベタつきや毛穴詰まり、毛穴の開きが目立ちやすくなります。また、冷房の効いた室内で長時間過ごすと肌の水分が奪われ、表面はベタついているのに内側が乾燥しているインナードライの状態になることもあります。

夏のスキンケアのポイントは?

夏のスキンケアでは、日焼け対策を最優先にすることが重要なポイントです。日焼け止めの強さ(SPF・PA)は状況に応じて選び、こまめに塗り直しましょう。その上で、洗顔と保湿のバランスを意識し、落としすぎないやさしい洗顔と、インナードライを防ぐ保湿を心掛けてください。さらに、冷房による乾燥対策として、ミストや乳液を重ねづけするのもおすすめです。

夏のスキンケアで避けるべきことは?

夏のスキンケアでは、ベタつきが気になるからといって一日に何度も洗顔したり、洗浄力の強い洗顔料でゴシゴシこすったりするのは避けたほうがよいでしょう。必要な皮脂まで落としてしまうと、肌のバリア機能が低下し、かえって皮脂分泌が増えることがあります。
また、「暑いから」と乳液やクリームをまったく使わないと、インナードライを招くことがあります。乳液やクリームが重く感じるときは少量にしたり、ジェルといった使用感が軽いアイテムを選んだりして、水分と油分のバランスを意識した保湿を続けることが大切です。

この記事の監修医師

松田明子

専門は美容皮膚科、腎臓内科、内科。東京女子医科大学卒業。大学病院、都内総合病院勤務を経て2017年に都内美容クリニック院長に就任。2023年3月よりsenshin clinicの美容皮膚科医長に就任。現在は都内美容クリニック勤務。

所属学会:日本内科学会(認定医)、日本透析医学会(専門医)、日本腎臓学会(専門医)、日本再生医療学会(会員)、日本抗加齢学会(会員)、日本美容皮膚科学会(会員)